留萌地域
ニシン漁は、松前藩の時代から北上するニシンを追い千石場所を変えながら、地域にさまざまな物語を残した。豊漁、薄漁、凶漁と気まぐれに押し寄せるニシンに翻弄され、いったん群来を見ると番屋では数の子や身欠きニシン作りにあけくれた。ある年、ニシンは忽然と姿を消したが、そんなニシン漁の賑わいをニシン街道の番屋と生活文化が今に伝える。
往時のニシン漁場景観がそのまま残された国指定史跡。ここで使用された漁撈具も多数保存され、そのうち3745点が重要有形民族文化財にも指定されています。漁獲から加工まで行っていた「ニシン漁場」の姿がここにあります。※内部は非公開・車窓からの漁場景観の見学。
1971(昭和46)年に国の重要文化財に指定。道内に現存するものでは最大の規模を誇る。 最盛期には18ケ統の鰊定置網を経営する道内屈指の鰊漁家で、この番屋はその本拠として漁夫や職人総勢200人前後の人を収容していた建物です。
老朽化のため2014年に解体されてしまいましたが、漁具などの資料は苫前町郷土資料館の展示で見ることができます。
ニシン文化の全てがわかる施設です。
留萌振興局地域振興部地域政策課
TEL 0164-42-8421
苫前町総合政策室総合政策係
TEL 0164-64-2040