各地の北海道遺産

しかべ間歇泉


鹿部町

人々が守り育てた
空高く噴き上げる温泉

「しかべ間歇泉」は、大正13(1924)年、温泉の掘削中に偶然発見された。この資源を活用した地域の温泉旅館は、海の恵みを楽しみつつ湯治できる場として栄え、今日の“海と温泉のまち”を築いた。町内30か所以上の泉源のなかでも、103度の高温の温泉が10分から15分間隔で約500ℓ、高さ約15mまで噴き上がる特徴があり、全国に複数ある間歇泉のなかでも、発見されてからこれまで、衰退することなく一定の噴出間隔と温泉量を噴き上げている。代々、地域住民の手により大切に守り継いできた“地域の宝”は、鹿部の大地を潤し続ける。

見学スポット

  • 道の駅しかべ間歇泉公園

  • 全国的にも珍しい間歇泉や足湯に加え、特産品の「たらこ」など水産加工品を多く取りそろえた物産館、温泉を利用して蒸しあげた食材が楽しめる「温泉蒸し処」等があり、鹿部町の食を楽しむことが出来ます。

    所在地
    茅部郡鹿部町字鹿部18番地1
    ガイド
    なし
    イベント
    体験観光プログラム(その他イベントあり)
    お問合せ
    TEL 01372-7-5655
    ホームページ
    https://shikabe-tara.com/

担い手からの地域情報や
おすすめポイント!

◆道の駅しかべ間歇泉公園
100年近くの歳月を超えても尚、当時と変わりなく噴き上げ続けています。かつての人々も眺めていたこの圧巻の光景を、ぜひご覧ください。 しかべ間歇泉の天然のお湯を利用した神経痛や冷え性におすすめの自慢の足湯では、手ぶらでお越しいただけるよう無料のペーパータオルを設置しております。 また、「わくわくサンデー」では、鮮魚の販売、特産品や特産品を使ったオリジナルメニューの試食や販売などを行っております。 ※新型コロナウイルス感染症拡大防止の為、中止となる可能性もございます。

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