各地の北海道遺産

江差追分


江差町

心沸き立つ、魂の唄

江差追分は、「江差の5月は江戸にもない」とまで謳われたほど鰊漁で栄華を極めた時代に、本州と江差を往来していた北前船の船頭や船子(船員)たちによって伝わったとされる。唄の源流は、信州の馬子唄(木挽き唄)と言われ、江差の海の調べや花街文化、種々の民謡が混合し現在の形が完成した。江差町に根付いた江差追分は、地域の行事や日常生活の中で老若男女問わず唄い継がれた。「一度聞いて惚れ、二度聞いて酔い、三度聞いて涙する」と言われるほどの唄の魅力により、国内外に愛好者を持ち全国大会も継続して開催されるなど、日本を代表する民謡である。

見学スポット

  • 江差追分会館

  • 江差追分の体験教室のほか、4月から10月末まで1日3回江差追分と北海道民謡の実演を実施。
    「追分の殿堂」として追分資料館・伝習演示室・追分道場なども備えています。

    所在地
    檜山郡江差町字中歌町193-3
    体験イベント
    【体験メニュー】
    ■江差追分体験教室
    ■江差追分・北海道民謡実演
    【イベント情報】
    ■江差追分セミナー(有料)
    参加対象者:全国の江差追分愛唱者(愛好者)
    ■江差追分全国大会
    全国から選び抜かれた江差追分の唄い手約370人が集い、日本一ののどを競い合う一大イベント。
    お問合せ
    TEL 0139-52-5555
    ホームページ
    http://esashi-oiwake.com/

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