鶴居村など
大正末期から昭和40年代の約50年間、簡易軌道は北の大地の開拓を支えた。入植者の生活に欠かせない存在であり、今も多くの人々が記憶している。簡易軌道は農業・酪農地域の労苦と発展を語る上で、不可欠な存在であるといえる。村営軌道の遺産は、村の強みである美しい自然の保全と共生を推進するとともに、新たな地域資源を活かした観光の起爆剤となり得る。今後は、簡易軌道がかつて存在した他の自治体とも協力体制を構築し、全道的に簡易軌道の歴史を伝え、活用する仕組みをつくっていくことを視野に入れた活動を目指す。
情報館前には、当時の車両が展示されており、村民や全国の鉄道愛好家に親しまれています。
また、館内の展示室には軌道に関連したパネルが展示されており、当時の軌道の様子や歴史を伺い知ることができます。
鶴居村教育委員会教育課生涯学習係
TEL 0154-64-2050