各地の北海道遺産

下の句かるた


北海道各地

木札、下の句にみる遊びの文化

下の句かるたは、北海道に入植した人々により道内に普及した。「木の札」であることと、小倉百人一首の下の句を読み上げる独特の競技は、北海道特有の遊びの文化である。かつては、主に家庭内での楽しみだったが、近年は冬場の室内競技として愛好者が増加している。かるた競技は、厳格な雰囲気の中での対戦や緊張感の下で、礼節やチームワーク等を体験でき、世代を超えた交流や人間関係を学ぶきっかけにもなっている。大人、子ども、性別を問うことなく競技を通して楽しみながら、日本古来の文化に親しむことに加え、地域コミュニティ発展の場として意義がある。

見学スポット

  • 全日本下の句歌留多選手権大会並びに協会大会


    「北海道子どもかるた大会」

  • 例年3月に全道の歌留多愛好者が集まり、南幌町において競技かるたの選手権大会を開催しています(現在は新型コロナにより開催見合わせ中)。
    また、岩見沢、苫小牧、旭川、音更、美深、稚内においても地域主催の全道大会を開催しています(開催見合わせ中)。 次代に引き継ぐ全道子ども大会を例年2月に開催。

    所在地
    札幌市、南幌町、岩見沢市、苫小牧市、旭川市、美深町、稚内市、音更町
    イベント
    2023年2月19日 全道子どもかるた大会(札幌市:開催予定)
    お問合せ
    全日本下の句歌留多協会 事務局
    TEL 090-3395-6961
    Eメール shimonokukaruta@gmail.com
    ホームページ
    http://www.shimonokukaruta.com/

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