各地の北海道遺産

十勝三股の樹海


上士幌町

カルデラが生んだ生物多様性

大雪山国立公園の東部に位置する十勝三股は、約100万年前の大規模噴火によって生成したカルデラである。約30万年前には湖水地域となったが、その後消失し樹海が成立した。十勝三股は、エゾマツをはじめとする広大な森林が広がるとともに、永久凍土などの寒冷地帯、温泉などの地熱地帯が共存することで、多様な生物が生息し生物多様性を高めているという特色がある。また、この豊富な森林資源を求めて、過去大規模な林業集落も形成され、昭和20~30年代の最盛期には約1500人と全国最大を誇り、運搬の旧国鉄士幌線(北海道遺産)とともに、地域の発展に貢献した。

見学スポット

  • 三国峠

    所在地
    上士幌町字三股
    お問合せ
    TEL 01564-7-7272
    ホームページ
    https://www.kamishihoro.jp/page/00000140
  • 十勝三股及び集落跡

    所在地
    上士幌町字三股
    イベント
    十勝三股の自然に触れる集い「植樹体験と歴史と自然の観察会」など
    お問合せ
    TEL 01564-4-2323
  • ひがし大雪自然館

    所在地
    上士幌町字ぬかびら源泉郷48-2
    ガイド
    有り(無料)
    イベント
    各種観察会、展示など
    お問合せ
    TEL 01564-4-2323
    ホームページ
    https://www.ht-shizenkan.com/

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