お知らせ

10月26日、令和3年度北海道遺産交流会議「北海道遺産サミット」およびほっかいどう遺産WAON寄付金感謝状贈呈式・10年記念WAONお披露目会を開催しました。今年度は新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から会場参加人数を限定し、ライブ配信で皆様にご覧いただく形式としました。

第１部の北海道遺産20周年セレモニーでは、北海道遺産協議会石森会長による開会挨拶に続き、鈴木直道北海道知事から20周年を祝うご挨拶をいただきました。
セレモニーの中では、「ほっかいどう遺産WAON」寄付目録・感謝状贈呈式も行われ、電子マネー「ほっかいどう遺産WAON」の昨年度の利用額の一部14,156,013円をご寄付いただきました。これまでの累計寄付金額は112,687,026円となります。また、平成23年7月の発行から10年の節目を迎えた記念として、数量限定で発行される「10年記念WAON」（デザイン作成：吉田 未玲さん）のお披露目を行い、第一号が鈴木知事にプレゼントされました。
第1部の後半では、10年にわたるご寄付の継続で北海道遺産構想をご支援くださっている、イオン北海道株式会社青栁社長、株式会社伊藤園北海道地区営業部杉山地区部長からご挨拶をいただき、未来に向けた北海道遺産へのご期待の言葉をいただきました。

第2部では、『北海道遺産のこれまで、これから』をテーマに、北海道遺産20周年記念セッションとして、これまで歩んできた北海道遺産の20年の振り返りや、各地の北海道遺産の保全活用に取り組む5つの団体の皆さんにお集まりいただき、現在の活動紹介と、協議会理事がコーディネーターとなりディスカッションを行いました。
ディスカッションでは、「遺産に関わる人をどう増やすか」や「北海道遺産同士の繋がり」をキーワードに、地域のみなさんの具体的な活動によるファン拡大の事例紹介や、繋がりをつくるために地域の皆さんと遺産協議会とでどのようなことができるかなどのご提案をいただきました。
最後に、協議会理事・池ノ上氏から、10月13日にスタートした第4回選定および北海道遺産の今後について、多くの人々と共有するためのあり方を提言しました。
これからの北海道遺産も北海道遺産地域の人々、支援企業の皆様、協議会理事をはじめとする協議会のネットワークの方々など、多くの人たちと連携しながら、北海道の宝物を地域の未来に伝えていく取組みを行っていくことができればと思います。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

[「ほっかいどう遺産WAON」助成事業]
https://www.hokkaidoisan.org/grantactivity.html#waon