各地の北海道遺産

天塩川


流域市町村

「北海道」が命名された
最北の大河

天塩川は延長256km、北海道第2位の長大河川。松浦武四郎は天塩川内陸調査の途上で「北海道」の命名をしたとされる。川の名前の由来となったテッ(アイヌ語で「梁」(やな)の意味)が数多く点在し、河口までの160kmを一気に下ることができる日本有数のカヌー適地としても知られ、愛好者たちは20ヶ所のカヌーポートから大河を下っていく。

見学スポット

担い手からの地域情報や
おすすめポイント!

◆士別市役所
天塩岳山頂からは天塩川の源流が湧き出しており、その周辺は広大で豊かな自然があふれています。 また、天塩川では魚釣りなどのレジャーや天塩川まつりといったイベントが開催されるほか、天塩川の水を引き込んだ公園は市民憩いの場として愛されています。
◆名寄市 産業振興課
天塩川は手つかずの豊かな自然が多く、河口から158キロメートルまでの区間は川を横切る障害物がないことから、 カヌーの適地としても知られていて、体験プログラムを提供する民間事業者や個人のガイドさんがいらっしゃいます。 また、河口部にある沼を利用した鏡沼しじみまつり、原生植物の散策道等の鏡沼海浜公園や天塩川最下流部に天塩川河川公園が整備されており、 そこから見える日本海に浮かぶ利尻富士と、様々な色に変化する夕陽の景観は、訪れた人の目を楽しませています。 また河口からアイヌの人たちと天塩川を辿り、24日間を費やして調査をした探検家の松浦武四郎は北海道の名付け親としても知られています。

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