稚内市
稚内-樺太大泊間の旧稚泊航路整備の一環として、冬季の北西越波防止のために建設された半アーチ式ドーム。海上からの高さ14m、柱間6mの円柱70本を並べた長さ427mの世界でも類を見ない独特の景観と構造を持ち、港湾土木史に残る傑作であるとともに、旧樺太航路時代の記憶を残す歴史的遺産。設計者は、当時26歳の土木技師・土谷実。
防波堤ドームは、現存しているだけでなく、現在も稚内の防波堤ドームとしての役割を果たしています。隣接するフェリー乗り場を利用する多くの人の目に日々ふれ、市民に親しまれています。
稚内市役所まちづくり政策部地方創生課
TEL 0162-23-6192