次の世代に引き継ぎたい北海道の宝物を探し、それを守り、育て、活用しよう。2001年に第1回分25件、2004年に第2回分27件、2018年に第3回分15件、現在67件の「北海道遺産」が選定されています。各地域の「担い手」による遺産の保全・活用の取組みは、人づくりや地域の活性化にもつながってきました。 2021年は第1回選定から20年の節目の年。北海道遺産は、新たな物語の発掘を始めます。大切なのは、次の時代へ継承すべき価値ある遺産と、それを守り、育て、活用しようとする人の思い。未来へつなぐ、地域の誇りとなる「遺産」と「人」をエントリーしてください。
※シェアリングヘリテージとは
特定の個人や団体、地域によって所有・管理されている文化遺産を、観光や教育、企業活動などをとおして多様な人々とシェア(共有)することで、新たな価値を創造することである。とくに地域を物語るストーリーを明らかにすることでシェアを促進することができ、持続可能な遺産の保全・継承、および地域の持続性やさらなる発展を図ることが期待できる。
2021年10月13日(水)
~2022年2月28日(月)
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2022年3月~2022年9月
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2022年10月(予定)
将来にわたり豊かで魅力的な北海道とするため、今、遺産と人とのつながりを見つめ直し、持続的な関係の継続と発展に努める必要があります。
北海道遺産の目的は、有形・無形のさまざまな遺産を、多様な人々がシェア(共有)する仕組みを作ることで、北海道の「宝物」を次世代に継承することです。そのために、次の3つの視点を重視します。第1にストーリーで、これは北海道に暮らした人々と遺産とのつながりの深さを表すものです。第2に担い手で、地域の人々が思い入れと主体性をもって人と遺産をつないでいることが大切です。第3にアクションプランで、これは長きにわたって培われた遺産の価値を損なわず、かつ人と遺産とのつながりを発展させることを示すものです。これら3つの視点から、北海道遺産協議会では、次世代の北海道の地域づくりを共に担う仲間を募ります。
その遺産の保全・活用に主体的に関わることができる団体(市民団体・企業・自治体等)
※所有者以外が申請を行う場合は所有者の許可が得られていること
「申請様式」「担い手情報様式」に必要事項を記載のうえ、pdfに変換したデータと、基のpptxデータの両方をメール (info@hokkaidoisan.org) にて、事務局に提出(事務局からの確認の連絡をもって受付完了となります)。
申請様式記載例(pdf589KB) 担い手情報様式記載例(pdf491KB) 第4回選定に関するQ&A(pdf504KB)
以下の3つのポイントに基づき、自然・文化・産業・生活・歴史・都市計画・まちづくりなど各分野の審査員(学識者・メディア関係者等20~30名程度)による審査を行います。
その遺産が、個人や特定の集団の枠を超えて、広く北海道にとっての価値を有している、また、地域や北海道の暮らし・生業などに結びつけたストーリーとして説明できること。
地域の人々がその遺産について長きにわたって意味を見いだし、継承し、また次世代にその価値を伝え残そうとしていること。
遺産を活かした地域づくりについて、実現可能性と持続可能性のある体制および将来像が適切に示されていること。
※審査の段階で、現地調査を含む情報収集を行う場合がありますので、その際はご協力をお願いいたします。また、遺産の登録名称等について事務局側から提案させていただく場合がございます。
※北海道遺産に選定された申請団体はNPO法人北海道遺産協議会に入会(正会員)いただきます。