サッポロビール博物館(東区北7条東9丁目)
ここは明治23年、札幌製糖会社の工場として建設された。その後、明治38年に札幌麦酒の製麦所となり、昭和62年に日本で唯一のビール専門の博物館としてオープンした。サッポロビールの歴史や、ビールの製造、札幌工場で使用していたビール仕込み用の「銅釜」(ホップの苦味や香りをつける工程などで用いる煮沸釜)の実物設置など、ビール好きにはもちろん、そうでない人や子どもにも楽しめる博物館だ。その赤れんが造りの重厚な佇まいだけでも一見の価値がある。ここで本日最後のスタンプをゲット。
また、館内では有料だがビールの試飲コーナーもある。ここで飲むビールは正直、格別だ。ビールの新鮮さ、プロが注いでくれるその技、それらすべてが合わさり、最高のコンディションで飲むビールは実にうまい。そして、雪印乳業に特別注文をしているというチーズがまた絶妙にビールとマッチする。
もちろん、試飲で火がついた向きにはお隣がビール園なのだから、何の心配もない。ジンギスカンと一緒に豪快に味わいつくしてほしい。
さて、ここまでの行程で、写真を撮りながらではあったが2時間以上が経過。スタンプラリーの応募が3つからだから、今回は4つ回ったが、他のラリーポイントも含め、工夫しながら3つ回ってもらう手もある。今回は訪れなかったが、苗穂地区には「雪印乳業史料館」「福山醸造」「北海道鉄道技術館」もラリーポイントだ。雪印乳業史料館と福山醸造は工場見学が条件となり、北海道鉄道技術館は毎月第2、第4土曜日の13:30〜16:00が開館となっている。
今回、初めて乗ったベロタクシー。札幌市民にこそ一度は乗ってほしいと感じた。通りなれた道もベロタクシーのリズムならいつもと違った風景が広がるはずだ。どこの建物の、どこに「五稜星」があるかを自分で探しながら周ってほしい。
ベロタクシー札幌
- 料金
- 距離計算 基本区間500メートルまで300円、以降100メートルごとに50円加算。
- 時間貸し 1時間単位(3000円)での貸切りも可能。
*距離計算の場合、例えば2名乗車で基本料金300円の区間を乗った場合、300円の2名分600円となる
*時間貸しの場合は1名でも2名でも1時間3000円となる
- 予約・お問合せ NPO法人エコ・モビリティサッポロ
〒060−0001 札幌市中央区北1条西5丁目3 北一条ビル5階
さっぽろチャレンジオフィス内
TEL 011-242-2555 URL http://members3.jcom.home.ne.jp/eco-mobis/